2007年11月19日

アンクラインができるまで

アンクラインはニューヨークで自身のデザイン画を売り込みながら、「バーデン・プティッツ」(Varden Petites)などで働き、夫となったベン・クラインと「ジュニア・ソフィスティケーツ」(Junior Sophisticates)を設立しました。
当時の人気アイテムは、ウェストを極度にしぼりこんだフルスカート・ドレスや、ブレザーをそえたチェックのロング・スカートやなど、女性のかわいらしさを前面に押し出すようなアイテムを展開するスタイルであったようです。

68年には2人目の夫となったチップ・ルーペンシュタインらと「アン・クライン社」を設立しました。
それぞれの洋服が他の服と組合せやすく工夫されたパンツ、ブレザー、セーター、ドレスなど、「ワードローブ」を連想させるようなアイテムを中心にデザイし、常に新しいスタイルを提案するという活動を繰り広げました。

そして、「小柄」な女性を対象としたスポーツウェアや、大人向けの服にティーンエイジャーのデザイン・ポイントを加えた作品群等のアイテムでその名を全米に名を広めていきます。
その中でも特に、スポーツウェア業界での商品は確かな評価を受け、確固たる地位を築き上げたといえます。

また、当時必要とされつつも取り扱うブランドが少なかった「小柄な女性のための商品」を展開してきた実績が業化され、既製服分野にて受賞される機会がいくつもありました。
その中でも最も有名なものとして、55年・69年の2回、コティ・アメリカ・ファッション批評家賞を受賞しています。

そして74年、精力的なデザイン活動の末の没後、事業はダナ・キャラン、ルイス・デロリオ、リチャード・タイラらに継承され、その築き上げたスタイルに新しい風を引き込みつつ、更にその感性を磨き続けています。

現在では、アンクラインはアメリカだけでなく、日本でも親しまれるブランドとして確固たる地位・存在感を放っていますね♪
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